[アップデート] 大阪リージョンでAmazon VPC Reachability AnalyzerとAmazon VPC Network Access Analyzerがサポートされました
こんにちは。サービス開発室の武田です。
VPCのトラブルシューティングなどに使用できる次のアナライザーが大阪リージョンで利用できるようになりました!
- Amazon VPC Reachability Analyzer
- Amazon VPC Network Access Analyzer
VPC Reachability Analyzerとは
VPC Reachability Analyzerとは、VPC内のリソース間で到達可能性をテストできる機能です。成功した場合はネットワークパスを確認でき、失敗した場合はどこで到達不能となってしまったのかを確認できます。
たとえば、EC2とRDS間で通信ができない場合などのトラブルシューティングに利用できるでしょう。
VPC Network Access Analyzerとは
VPC Network Access Analyzerとは、ネットワークインタフェース間のパスを分析し、意図しないネットワークアクセスにつながる設定がないかを確認できる機能です。
たとえば、本来インターネットに接続しないリソースがインターネットゲートウェイと通信するような誤った設定があったとき、この機能を使用することで早期発見ができるでしょう。
マネジメントコンソールでアクセス
具体的な操作手順などはリンク先のエントリを確認していただくとして、当時とはマネジメントコンソールの構成が変わっています。最後にアクセス方法だけ紹介して終わります。
リリース当時はVPCのページに機能が用意されていましたが、周辺機能が増え、現在は独立したページになっています。Network Managerというサービスに切り出されており、VPCのページからもアクセスできますが、検索窓を使うのが早いです。
検索窓に network と入力すると、Network Managerが出てきます。
これをクリックすると、左ペインにVPC Reachability AnalyzerとVPC Network Access Analyzerがあります。
まとめ
東京リージョンではリリース当初から使用できましたが、大阪リージョンでも使用できるようになりました!ぜひ使っていきましょう。